こんにちは。クラベス人事の東野です。 クラベスでは年2回の社内研修を行っています。 コミュニケーションの促進を大軸に、テーマはその時々の社内の様子を見て決めています。

【開催報告】「クラベスの魅力は??」研修 【開催報告】「クラベスの魅力は??」研修

ここ数回は、心理的安全性の高いチームを目指した研修テーマに取り組んできました。

心理的に安全なチームの土台はできてきたなと感じます。それでは、心理的安全性を高めた先にあるものは何でしょうか?

それは、チームのパフォーマンス向上です。 パフォーマンスをあげるためには、挑戦をして→失敗をして→学んでいく、という学習サイクルが大切になります。

今回の研修では、「学習するチーム」をテーマにいくつかのプログラムを用意しました。

代表あいさつ

研修の開会式みたいなものですね。年2回、丸一日業務から離れて全社研修をやる意義を再確認し、10周年を迎えるクラベスの抱負を語っていただきました。

代表のメッセージは気合が入ります!

Big Up表彰式

Big Upとは、クラベス流称賛文化のことです。

【CLAVES Roots】クラベスの称賛文化 BigUp(ビガップ) 【CLAVES Roots】クラベスの称賛文化 BigUp(ビガップ)

ちょっとした感謝、ちょっとした感動、ちょっとした応援、ちょっとした賛辞を日々贈りあっています。

前回の研修に引き続き、第2回の表彰式です。

Big Upを多く送った人(Blg Up! インフルエンサー賞)Top 3、Big Upを多く送られた人( Blg Up! ベストサポート賞)Top 3、代表堀内のイチオシ賞に表彰と賞状を送りました。

Blg Up! インフルエンサー賞 / Blg Up! ベストサポート賞ともに1位は同じメンバーでした!! これはもう殿堂入り決定ですね。

そして代表イチオシのBig Upがこちらです。

「入社したての時にポパイ(会社の近くの飲食店)で奢って頂いてありがとうございました!! 自分がバディーになった時はedさんをお手本にしたいと思います!」

ちなみにこの言葉を送ったメンバーは、研修の翌月から新メンバーのバディーになりました。入社時にご自身がやってもらったことを思い出しながらやっているそうです。 先輩から後輩へ。こうしてカルチャーがつくられるのですね。

無意識バイアスワークショップ

自分の個性を受け入れることで、自分と他者との違いをよく理解できるようになります。「人は人、自分は自分」をベースに考えられるようになると、過剰に人と比較してしまったり、他人から受けた言動で心が乱されたり、ということが減ってきます。自分と他者との違いを認識できるようになると、お互いに尊重しあえる環境へとつながっていきます。

今日の研修では「自分を理解する」ことの一環として、無意識バイアスのワークを行いました。このワークを通して、「自分がどのようなバイアスを持っているのか」と「人と自分がもつ価値観の違い」について考えてもらいました。

「バイアス」と聞くと、一見よくないものと思いがちですが、「誰しもバイアスを持っている」というのが大大大前提になります。私たちの脳はカテゴライズしたがるものなんだそうです。それが何千年、何万年と受け継がれてきた生き抜くために必要な能力なんだそうです(と、どこかの文献で読みました。うろ覚え)。大事なのは「自分が無意識的に持っている偏った見方を認識して、上手に付き合う」ことです。

メルカリ社が提供してくれている資料をベースにクラベスオリジナルのワークも取り入れて、それぞれが持っている/受けたことがあるバイアスについて共有してもらいました。

「自分がどういうバイアスをもっているのか気がつけてよかった」という声が多数でした!

無意識バイアスについては堀内もブログにしているので、合わせてお読みください!

無意識バイアスの中で生きていく 無意識バイアスの中で生きていく

言葉で「旗」を立てる

3人のレンガ職人の話をご存知でしょうか? 3人のレンガ職人に「何をしているのか?」と質問をして、それぞれ違う答えが返ってきます。

「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」と答えた3人目のレンガ職人が一番モチベーション高く働いているという話です。

目の前にある仕事に焦点を当てるのではなくて、「大切にしていること」に焦点を当てることで「大切なこと」に近づくための挑戦をしたり、困難にぶち当たっても変えられるものに取り組むことができるようになります。

このワークでは、複数の問いを通して個人 / チームの「大切にしたい旗」を考えてもらいました。そして最後に、「私(チーム)の大切にしたい旗は、◯◯です!」というような形で宣言をしてもらいました!

なかなか難しい問いだったので苦戦していたメンバーもいたようですが、時間をとらないと普段なかなか考える機会がない問いでもあるので、立ち止まって考えるいい機会になったようです!

モギセン

続いて、モギセンというビジネスゲームを使って「学習するチーム」に必要な、情報共有/意見の衝突/合意形成を体験してもらいました。

モギセンは、採用と育成研究社のご依頼を受けて、クラベスが開発したオンライン研修サービスです。 モギセン - ビジネスシミュレーションのポータルサイト

カフェの経営を題材にして、最も利益を出したチームが優勝というとてもシンプルなゲームです。ゴールは明確なのですが、考える要素が多いことや限られた時間の中で決断をしなければいけないので、各チームで活発な意見が飛び交っていました。

全部で3タームあり、各タームの終わりには他のチームがどういう選択をしたのかも見えるので、他チームがどういう戦略を立てているのか予想しながら次の手を考えるという面白さがありました。

まとめ

高いパフォーマンスを出すためには、チームが学習していくことが大切で、学習するチームになるために心理的に安全なチームであることが土台になっています。

一日を通して、心理的に安全なチームや学習するチームに必要な要素を学べるプログラムになっています。

ただ、学んで終わり。では意味がなく、一人ひとりが行動していくことが大切になってきます。「質問する」「相槌をうつ」「お願いする」「手を挙げる」「考えを共有する」一つ一つは小さいことでも、一人ひとりが行動することが大切だと考えています。

「私ができる行動を見つけよう」が今回の研修のゴールでした。今日からTodoということで、参加者全員に考えてもらいました。素敵なTodoがたくさん出てきました。みんなが行動していったら、もっといいチームになること間違いなしだと思い、とてもワクワクしています。

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