どーも。堀内です。

新しいメンバーが増えた&これからも増えるのは何度か触れているのですが、毎回入社前に「何をやっておいたら良いですか?」とか、「こういう事をできるようにしておきます!」という話をしてくれる人がいます。

自力で学んで取れる資格のようなものであればよいのですが、普段は「入ってから学べば問題ないですよ」とお答えしています。

もちろん、学んでおいてプラスになることもありますし、スタートダッシュにつながることもあると思います。ただ、我々としては必要なオンボーディング期間を設けていますので、その中でしっかり学んで、その後に成果を出してくれる方がありがたいと思っています。

例えば、オンボーディング期間に出している課題を先んじてやってもらっていた場合、その習得期間がこちらとして想像しているよりも「早くできました!」となることが予想されます。それを信じてできると思ってお仕事を依頼して、できなかった場合に、双方にとっての損失が大きいです。本人は「あんなに頑張ったのに」「言われたことやったのに」と考えると思いますし、依頼側は「学んできたって言ってたのに」「もっとできると思っていた」というようなズレが生まれてしまいます。

人間関係や仕事の依頼に関しては、必ず「期待」が存在します。期待しているレベル感を示す言葉として、「期待値」というものがあります。先述の「先に学んでおきます」は、相手の期待値をあげる可能性があります。

本来、期待値は会話などのすり合わせで出来上がります。依頼者は、できることを確認してから、期待する内容を伝えます。受託者は期待されていることを確認し、その期待へのすり合わせを行って、結果を出して答えます。

双方の期待値を揃える作業が重要になります。もう少し広く言うと「前提」を揃える、という話になります。お互いが考えていることが異なるまま物事を進めていくと、後になってズレが判明する、という流れですね。研修期間などにおいて、その短縮を目指すことで、組織への利益が出ることは間違いないと思いますが、プロセスを飛ばしてしまうほど急いでしまうと、期待値が揃わないままになってしまうと考えています。

とはいえ、新しい環境に入った時に「その組織で活躍したい!貢献したい!自分も必要とされたい!役に立ちたい!」と考えることは、とても重要なモチベーションだと思っています。そのために頑張る、というのは良いことだと言っておきます。

ここでまたよく言っている言葉なのですが、以下のようなことをよく言います。

“成長している時は成長を感じません。 成長が止まった時に成長を感じます。その状況は階段の踊り場のようなものです。 成長を感じなくても焦る必要はないです。苦しみもがいた先に成長があります。 成長を感じたら次の一歩を踏み出しましょう。”

成長している時こそ成長を感じない 成長している時こそ成長を感じない

成果を出さなきゃ!と焦ってしまうと、成長にフォーカスができなくなります。成長にフォーカスをしていると、勝手に成果がついてくると考えています。

前提として、「組織に貢献する」という感情は必要です。独りよがりの成長は、組織の役に立つこともなければ不要な能力を身に着けている可能性すらあります。

求められることを正しく理解し、そこに結果を出す。その積み上げが、高評価につながり、出世だったり昇給だったりにつながると考えています。

先日、自分が卒業した大学に行く機会がありましたが、私たちのチームでの論文は「どんな人が出世できるのか?」でした。成功者の自伝で、数の多い「私の履歴書」をメンバーと分担して読み漁り、分析を行いました。

結論は 「目の前にきたチャンスを掴んで、諦めずに成功させた人 というものでした。

チャンスが転がってくるかどうかも信頼がある証拠ですが、まずは組織や上司を信用して、目の前にあるものにしっかり期待通りか期待以上の結果を出し続けることが最短ルートだと思ってください。

良い組織であれば、細かいアピールや発言よりも必ず成果を見てくれるはずです。もちろん細かい部分も見てくれていれば理想です。

自分も実践してきたので言えることですが、目の前にあるものをないがしろにして遠くを見ている人は評価されない上に成長もしません。学習していても、必要とされていない情報に手を出している可能性があります。将来の方向転換に向けてならば良いかもしれませんが、それは業務外でやることですね。

経営者や組織のリーダーは目の前のことよりも視座を高めることも必要なのですが、それはまた別のお話。

焦らず階段や山道を一歩一歩進むこと、疲れずに安定して進むことが大事になります。周りのメンバーが優秀で焦ることもあるかもしれませんが、そんな差は1年もするうちに「得意/不得意」に落ち着いていきます。自分の得意を見つけ、磨くためにも一歩一歩進んでいきましょう。

圧倒的なNo.1になりたい人は、さらにその上をがんばってください。笑

ではまた。

2026.01.30 堀内文雄(受験の季節が来ると、学生のみんな頑張れおじさんになります。)

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