自己紹介

はじめまして。2023年7月にクラベスに入社した横山と申します! 実務未経験からエンジニアとしてのキャリアをスタートし、はや半年が経ちました。前職の公務員とのカルチャーの違いを肌で感じつつ、とても充実した毎日を過ごしています。 この記事が、エンジニアへのキャリアチェンジを考えている方や、クラベスに興味を持ってくださっている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

ITとは無縁の経歴

学生時代は、地方の国立大学で社会科学を学んでいました。専攻は国際政治学で、アメリカ外交史のゼミに所属していました。高校生の頃から世界史が好きだったので、通ずる部分が多く、研究はとても楽しかったです。当時の自分は根っからの文系で、ITとは関連性のない分野ばかりに関心がありました。一方で、周囲には情報系を学ぶ友人が多く、自身にITスキルがないことをコンプレックスに感じていました。この時はまだ、自分がエンジニアを目指すことになるとは思いもしなかったです。

コロナ禍到来、そして大学職員の道へ

大学3年生になり、就職を真剣に考え始めるタイミングでコロナ禍が到来しました。不安定な世の中で、雇用の安定性に惹かれたほか、大学で学んだ専門分野を活かせるかもしれないという期待から、公務員を目指すことにしました。

ただ、市民の生活に直接奉仕するよりも、もっと大きな視点で社会に貢献したいという希望を持っていました。なので、研究支援や学生支援を通して、最新分野に密接に関わることができそうな、国立大学の職員になることに決めました。

具体的な業務としては、文部科学省から要請される人件費関連の調査や、全職員5000人ほどの人事データの管理に携わっていました。入職直後から責任の伴う業務に携わらせていただき、やりがいはありました。しかし、入職前に期待していたような、研究や学生活動に触れる機会がほとんど無かった点はギャップに感じていました。

転職

大学職員からの早期での転職を決意した一番の理由は、公務員特有の人事制度に不安を感じていたことです。2〜3年おきにほぼランダムな異動を繰り返すため、継続的なスキルアップや、計画的なキャリア形成が困難でした。また、大きな組織ゆえの極端な縦割り業務に孤独を感じていました。そんな環境の中、日々成長を感じながら、人との信頼関係を構築しつつチームで仕事をしたいという思いが強まっていきました。 そんな燻りを抱えていた時、キャリアについて相談にのってくれた友人が、たまたまWebエンジニアでした。その友人曰く、「どんどんできることを増やして成長を感じたい」とか、「チームで仕事をしたい」のであれば、エンジニアとして企業に勤めるのが良いかもしれないと助言をいただきました。

その日を契機に、独学でプログラミング学習を始めました。アプリを作っていく中で、ものづくりの楽しみを感じるようにもなっていきました。そこで転職を決意し、大学職員を辞めて本格的にプログラミングスクールでの学習も始めました。

クラベスとの出会い

個人的に尊敬していたプログラミングスクールの先輩が、クラベスに入社しておりました。自分が就職活動に勤しんでいた頃、ちょうどその先輩の紹介ブログが公開されました。拝読させていただき、この会社でならチームでの仕事や成長の機会を得られるのではと思い、求人への応募を決めました。

教育現場を変えたくて、元中学教諭がエンジニアへチャレンジした理由 教育現場を変えたくて、元中学教諭がエンジニアへチャレンジした理由

実は、就職活動中、他にも内定をいただいていた企業がありました。それでもクラベスを就職先として選んだ決め手は大きく分けて二つあります。

一つ目は、自身の作成していたポートフォリオに、強く関心を示してくださったことでした。未経験のエンジニアの拙いアウトプットにも関わらず、代表やマネージャーの方が丁寧に目を通してくださり、選考の際にはアプリに対する助言までくださいました。候補者一人一人に対する誠実な姿勢が、強く印象に残りました。

二つ目は、オファー面談で招待いただいた「10周年記念パーティ」に参加したことです。パーティといってもカジュアルな立食会で、入社前の自分でも暖かく迎え入れてくださり、疎外感を覚えることはありませんでした。そこで、現役で働いている方々の生のお声を聴くことができました。抱えていた疑問や不安に親身に答えてくださる方ばかりで、追いかけたい背中で溢れていると思い、クラベスへの入社を決めました。

クラベスに入社後

実際に入社してみて、マイナスのギャップは全くありませんでした。エンジニア経験が長い方や、秀でたスキルを持ったメンバーで溢れており、日々吸収しようと必死です。とはいえ、充実したオンボーディングや、プロジェクトアサイン時のフォローのおかげで、置き去りにされるような感覚もなく、安心して仕事ができています。

具体的な業務としては、かねてから関心のあったReactを使用したフロントエンドの開発や、ECプラットフォームであるMagentoを使用したECサイト構築に携わっています。時にはチャレンジングな課題にぶつかることもありますが、そういった時は、クラベスの充実したチーム文化の恩恵を強く感じます。

クラベスの特徴として、チームで仕事をする上でのポジティブな意識で溢れています。相談も非常にしやすいです。そういった環境づくりに、全社を挙げて取り組んでいるのが魅力だと思っています。具体的な制度としては、頻繁な7up(1on1のこと)、バディー・メンター制度、交流ランチなどの各種イベント、Times文化などです。

オンボーディングという制度 オンボーディングという制度

特にバディー・メンター制度には入社直後とても助けられました。バディートークという会話の機会が毎日あるのですが、些細なことでも親身に相談に乗ってくださったので、「誰に何を聞いていいかわからない」ような時間は全くなかったです。

プライベートでの交流があるメンバーもいて、毎週オンラインで楽器の練習会をしています。私的なことであってもリラックスして話せる関係の方が社内にいることがとても心強いです。また、私はボードゲームが趣味なので、クラベスで流行らせたいという野望があります。メンバーとボードゲームカフェに行ったこともあるのですが、とても感触が良かったので、定期開催したいです。

今後の目標

個人としての目標は、プロジェクト全体を見通す視野を持ったエンジニアを目指したいと考えています。クラベスは、希望次第で領域を限定せず幅広い分野に触れるチャンスがあるので、うまく活用したいです。

ここまで読んでくださった方へ

大きすぎる組織に属していると、煩雑な手続きに追われ、息苦しい思いをすることがあると思います。また、自分の意思決定がなかなか組織の決定に反映されず、自己コントロール感が弱まってしまうこともあります。

クラベスでは、自分の意思を直接チーム全体に共有し、プロジェクトに反映していけます。働く身としては、やりがいが自然に芽生える良い環境だと感じています。 オンボーディングも充実しているので、経験豊富な方はもちろんのこと、自分のような異業種から新たなことに挑戦してみたい方にも、自信を持ってお勧めできる会社です!

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