

どーも。堀内です。
タイトルの通り、「サボる」ということについて考えてみようと思います。
「人間は働きたくない」という感情を持っているといわれています。とてもよくわかりますし、楽していたい、寝たい(今も猛烈に眠い)というのはすごくわかります。
自分で律していなければならない代表の立場でも、お酒を飲みすぎたり、サッカーをしすぎたり、仕事のことでワクワクして眠れなかったりすることもあります。(最後だけ真面目ぶった)
「忙しい」「疲れた」と感じている人は「休みたい」となるのはとてもよくわかる気がします。ただでさえ、日々の生活は余剰な時間がなく、小さな隙間時間の奪い合いさえ行われています。
弊社のように、フルリモートOKの環境で「どうやって従業員を管理しているの?」と言われることが多々あります。
単刀直入に言うと、「全部を管理しようとしていない」が答えかなと思います。
プロジェクトとしての進捗は見ているし、そのパフォーマンスが妥当かどうかはプロジェクトのリーダーが見ているし、毎日のように会議などで進捗確認もあるので、相互に監視し合っている状態を作れていると思います。
性善説ではありますが、お互いがお互いに「どうサボろう」と考えるのではなく、プロジェクトをうまく進めようと考えてくれていますし、レベルアップしようと頑張ってくれています。
管理を行き届かせようとすると、そのためのコストも発生します。 管理しないほうがパフォーマンスが高い人にも負担をかけることになります。
おそらく「サボる」をしたことがない人はいないと思います。大小問わず、ニュース記事を見てしまったり、SNSを見てしまったりで、業務に関係ないことに時間を取られてしまったことはあると思います。

ただ、それは出社しているときも同じだったはずなのです。
出社していれば「サボらない」というのは確実に間違っていて、前職で話が盛り上がりすぎて喫煙所で30分以上話し込んだことなんてザラにありました。残業代の考え方もなく、時間の管理がなかったので、特に夜の時間などは緩かった印象がありますが、日中でも考え事をしていたり、買い物に行って帰りが遅かったり、ランチが1時間半くらいかかったり、なんて日はありました。
しかし、それもサボろうとしていたというよりも、仕事と仕事の間の時間だったり、小さな油断だったりで、やるべきことをやらずに「サボっていた」とは言えない範囲だと思っています。サッカーの結果、野球の結果を見ていた人も絶対にいたと思います。笑
フルリモートの現状においても、多少の寄り道があると思っています。気分転換に散歩をするための離席や集中できない時間もあると思います。

一方で、無駄ではなくなった時間も多くあります。
出勤時間、お客様先への移動、会議室への移動、資料の印刷、その全てがなくなりました。隙間の時間も全部仕事になったので、駆け抜ける感覚が強くなったとは思います。なので、明示的な休憩をとり、うまくリフレッシュしていかなければいけません。
パフォーマンスが出ないときは思い切って、休むことも大事です。たとえ1日サボりがちになってしまっても、翌日以降に取り戻せる人も多いと思います。「全然進捗が出なかったので、今日巻き返します」みたいなシーンもたまにあります。

人は基本的に人を助けるのが好きだと考えます。 誰かに頼られるのが好きです。 誰かに感謝されるのが好きです。
その動きができていれば、サボり続けたい人は基本的には発生しないものと考えています。 クラベスにおいては、幸い採用の時点でかなりのフィルターをかけているつもりなので、性悪説のメンバーを抱える必要はないと思っています。これからも続け、まずは30人、40人と増やしていければなと思います。
地道ではありますが、確実に成長が実感できる環境作りを続けていきます。
私もサボってサッカーを見に行くと言うよりも、サッカーに行くために前日などにタスクを消化して、うまくメリハリをつけれていると言えるかもしれません。
ではまた。
2025.10.31 堀内文雄(サボるの語源はサボタージュ)






