
こんにちは!クラベス採用担当の東野です。
クラベスでは、入社半年後に「Member’s Entry」という自己紹介記事を書いてもらっています。そこでは、これから挑戦してみたいことなどを紹介してもらっているのですが、最近、「入社してからの活躍を知りたい!」という声を多くいただいてます。そんな声にお応えして、入社から数年経ったメンバーの活躍を紹介するインタビュー企画が始動!
今回は、入社から4年のエンジニア 千田さんをご紹介します。
彼は新卒として入社し、この4年間でフロントエンド、バックエンド、そしてインフラまで、幅広く挑戦してきました。
この記事では、そんな彼がどのようにして技術の幅を広げてきたのか、エンジニアとしての自信を築いてきたのか、彼の軌跡をご紹介します!
入社1年の自己紹介はこちら
大学卒業直前にクラベス内定。安定企業の内定を蹴ってまで就活を再開した理由
キャリアのターニングポイント
挑戦の始まりは、「やってみたい」の一言から
千田さんのエンジニアとしての大きな転換点は、現在も担当する高校教員向けポータルサイト「パスナビ for School」プロジェクトでの経験でした。入社から3年が経った頃、これまで経験の浅かったAWSでのインフラ環境構築を担当することになります。
「7UP(クラベス流1on1)で相談していたんです。『インフラを経験してみたい』と。それがきっかけになった記憶があります」 一人ひとりのチャレンジを応援することは、クラベスが大切にしている文化の1つです。千田さんのキャリアは、自分の意思を伝えたことで、新たな挑戦の機会を得ることになりました。
実際にやってみると、想定外の連続だった
ただ、順調に進んだわけではありませんでした。個々のAWSサービスについては知識があったものの、「サービスを組み合わせて一つの環境を構築する」のは初めての経験。
「想定外の連続だった」と、千田さんは話します。
「最初のイメージでは、仮想サーバーやデータベースを配置して、それからキャッシュや監視のサービスも配置してインフラを作っていく、というものでした。
でも、実際にやってみると、メモリの詳細な設定や、重い処理をどう分散させるかまで考慮する必要があった。ただサービスを置いて動かすだけではダメなんだと、作りながら分かっていった感じです」
環境構築に失敗しては修正する、という試行錯誤の繰り返し。失敗と修正を繰り返しながら、一つずつ解決していきました。
苦しみながらもやりきった経験が、確かな自信へ
「試行錯誤しながら、課題に向き合い続けた」 と、話す千田さん。しかし一方で、決して孤独な戦いではなかったと言います。
「困ったときは、社内のメンバーにちょくちょく聞いていました。『この部分で詰まっています』とチケット上で伝えたり、会話したりしながら解決していきましたね」
休日は奥様と畑作業でリフレッシュ
周囲からのサポートを受けながら試行錯誤を続け、彼は無事に困難なミッションを乗り越えました。振り返ってみると、インフラ構築からリリースまで一貫して携わった案件が「自分の中で一番充実していて、成長できた」と語ります。
苦しみながらもやり遂げた経験は、エンジニアとしての大きな自信になりました。
4年間で築いた技術の幅と深さ
千田さんの成長は、インフラだけにとどまりません。入社から4年間で、フロントエンド、バックエンド、そしてインフラまで、幅広い技術領域を経験してきました。現在は2つのプロジェクトを同時に担当し、学習塾の進路サポートシステムの開発を担当しています。
「要件定義から設計部分にも入って、どのプラットフォームを使うかから考えたりしています」
技術選定から設計、実装まで一貫して関わることで、エンジニアとしての視野を大きく広げてきました。この幅広い経験こそが、クラベスならではの成長環境の特徴といえるでしょう。
試行錯誤の中に、仕事の面白さを見出す
あの挑戦の日々から得た自信は、現在の仕事の面白さにも繋がっています。
「クラベスの仕事は、ガチガチに仕様が固められているわけではないんです。『こう作る』という方針はあるけれど、その中で自分がベストだと思える方法を考えながら取り組める。『こうすれば、もっと良くなるんじゃないか』と試行錯誤できるプロセス自体が、すごく楽しいんです」
ユーザーのために、より良い形を模索する。その試行錯誤の過程に、エンジニアリングの面白さがあると彼は考えています。
経験を糧に、次のステージへ
フロントエンドからインフラまで、幅広いタスクをコツコツと経験してきた千田さん。その視線は、すでに次のステージへと向かっています。
「これまでの経験を活かして、今後はプロジェクトの方針そのものを決めたり、全体を考えるような上流部分に挑戦していきたいです」
彼の目標は、プロジェクトで関わった今村さんや、湯面さんのような存在。
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会社創業を支えた副社長が、新天地としてクラベスを選択した理由
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「お二人は、プロジェクトの環境を整備して、メンバーが動きやすい状況を作っている。3年後には、自分もプロジェクト全体を見渡して、開発ルールなどを決めながら、チームを前進させられる存在になっていたいです」
彼の挑戦は、これからも続いていきます。
候補者へのメッセージ
最後に、未来の仲間となる皆さんへ、千田さんからのメッセージです。
「僕が一緒に働きたいのは、これでいいかで終わらせるのではなく、”どうしたらもっと良くなるか”を常に追求できる姿勢を持った方です。
なぜなら、クラベスには**”本当に求められていることは何なのか”**を考え抜き、ユーザーに対して誠実に価値を提供しようとする文化があるからです。現状に満足せず、より良いものを目指す。その価値観こそが、この会社の何よりの魅力だと感じています。
だからこそ面接では、皆さんがこれまでどんなことに試行錯誤し、壁にぶつかった時にどう乗り越えようと頑張ってきたのか、そんなお話を聞いてみたいと思っています。
クラベスには、新しいことに挑戦し、成長していける環境が確かにあります。もしあなたが、自身のスキルやキャリアを切り拓いていきたいと本気で考えているなら、ここは最高の場所になるはずです。面接でお会いできるのを、心から楽しみにしています!」
クラベスは、本当に価値あるものを世に出したいという想いをもったエンジニアが集まる会社です。
この価値観に強く共感し、共に成長し合いながら、いいものを創っていきたとと本気で思える仲間を、私たちは探し続けています。