はじめまして、2024年11月にクラベスに入社した今村と申します。 (担当は欲張りですが...ひげ×長髪です)

「顧客の期待に対し、胸を張ってプロダクトを届けられているのか...」 「エンジニアとして挑戦を続け、幅広いスキルを伸ばしたい...」

──このようなことを感じてモヤモヤした経験はありませんか? 本記事では、同じ悩みを抱える方へ向けて、 私のこれまでの歩みとクラベスに入社して半年間で感じたことをお伝えします。

エンジニアの道を照らした“光”

高校時代のスマートフォン普及。

掌の中でゲームやアプリが動く様子に衝撃を受け、「遊ぶ側から、創る側になってみたい」と思い描いた記憶があります。

これが私が「エンジニアの道」を頭の片隅に置いた最初のキッカケです。

その後、情報系の大学に進学したものの、プログラミングは最初こそ苦手意識がありました。 しかし、“光学シミュレーション” に関する研究に取り組む最中、面白さを見出しました。

“光”に引っ張られて宇宙にハマり、気づいた時には研究が楽しくなっていました。 楽しさから自発的に研究を続けていく中で、プログラミングの苦手意識が消えていきました。

今の自分を形成した“好奇心”

大学時代はとにかく好奇心の赴くまま行動していました。 海外旅行や様々なジャンルのアルバイトを始め、あらゆる経験を積む中で得られるものは多かったです。

特に印象に残っているのは、1週間程マレーシアへ一人旅に出たことです。

地元の方が使うような飲食店に入ったり、現地で会った人に声をかけて一緒に食事をしたり、普段できない体験をしました。

それなりに葛藤とは背中合わせですが「普段と違う環境に一歩踏み出すこと」は結果的に面白いです。

新卒で入社した会社で感じた“不安”

新卒では地元福岡のIT企業に入社しました。

そこではレガシーなシステムの保守や運用に携わり、基礎的な技術力や現場での対応力を学ぶことができました。

一方で、社員数は多く親会社からの内販案件が大半を占める会社だったため、

「裁量をもって大きな挑戦ができる機会が少ないのではないか...」 「もっと挑戦できる環境で、自分の能力を高めたい」

そんな想いや焦りが次第に膨らんでいきました。

「ワクワクする環境」を求めていたのだと思います。

ゼロからの起業で重ねた“挑戦”

正直、起業に関するノウハウなんてほとんど持っていませんでした。

そんな中、思い切って新卒時代の同期と共に起業を決意しました。

最初はクラウドソーシング経由でネイティブアプリ案件を獲得し、アプリ開発を手掛けました。

起業して1年間は生活費で殆どが消えるほどの給料の中、趣味にお金は使わず常にPCに向き合っていました。

その後はReactやTypeScriptを中心とした受託開発を始め、フロントエンドからバックエンドまで幅広く実装しました。 採用活動や自社パッケージの立ち上げにも挑戦するなど、事業を生み出すことの難しさと面白さの両方を経験しました。

「このままでいいのか?」と感じた“転機”

会社をリードする立場も経験し、自分なりの理想とする組織像が少しずつ明確になっていきました。

案件過多による品質低下への葛藤や「もっと良いものをお客さんに届けたい」というジレンマを感じることもありました。 会社が落ち着き始めた4年目のタイミングで、自分自身「このままでいいのか?」と改めて考えるようになりました。

その時には、技術に関する会話が幅広くでき、更なる成長ができる環境に身を置きたいという想いも強くなっていました。

そんな最中、転職アプリに登録した早期のタイミングでスカウトメールが届いたのがクラベスでした。

といった形で副社長の肩書きを捨てることになりますが、4年間で肩書きよりも大事なことがあると勉強しました。 ただそれと同時に、肩書きに見合った人間にならないといけないというモチベーションは絶大でした。

クラベスに感じた“魅力”

面接やクラベスのことを調べている中で惹かれたことに

「代表が“嘘をつかない”ことを大切にしている」 「本当に良いサービスを提供するためには“言われたことをやるだけがエンジニアではない”という価値観」

この2つがあります。

そして、入社後感じたことを含めてお話しをすると、 メンバー同士がお互いを尊重し、それぞれが高い自走力を持っているのが印象的です。

また、新人であっても積極的に手を挙げれば権限を持たせてもらえる風土があります。 実際に私もGitHub Copilotのワークショップ開催に挑戦する機会を頂き、挑戦する人をしっかり後押ししてくれる環境が整っていました。

領域を限定せず、幅広いスキルや価値観を持つメンバー同士が刺激し合うことで、長期的な成長を描ける環境だと感じています。

これからの目標

これからは、自分自身の技術領域をさらに広げ、エンジニアとしてより深い議論や価値提供ができる存在になることを目指しています。 また、ワークショップ実施の経験も経て、エンジニアリングの枠を超えた挑戦にも積極的に取り組みたいです。

他にも、技術のインプット・アウトプットの習慣や業務効率化のための仕組み化などを推進することで、社内にも貢献したいと考えています。

※社内LT文化や毎日のように技術発信をするメンバーがおりとても刺激的です!

ここまで読んで頂いた方へ

自分で裁量をもって挑戦したい、メンバーと尊重し合いながら「正しい価値」を顧客に届けたい──そんな想いを抱く方は、クラベスはとても適した環境です!

少しでも気持ちが揺らいだ方はお気軽にカジュアル面談で話を聞いてみてください!

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