どーも。堀内です。

成長過程にいるメンバーと会話をすると、よくある中に「自分はそんなにデキる人になれそうにないです」というようなことを言う人がいます。

周りのメンバーの優れている部分を見て、「〇〇のNo.1はこの人だし、他の領域の△△はNo.1はあの人で〜」という話がされます。

実際、社会人になる前から何度も聞いたことがある会話です。

サッカーという競技をやっていたからか、「ポジション争い」というものは存在します。同じポジションでNo.1にならないとスタメンになれない、チーム内でそのポジションのNo.3位内に入らないとベンチ入りすら叶わない、ということがあります。

実際にスポーツの世界では近いものがあるのですが、何を考えてNo.1なのか、という点がポイントになります。足が速いからなのか、背が高いからなのか、ボールを止めるのが上手いのか、蹴るのが上手いのか。実際には複合的に絡んでいて、声を出す人が評価されていたり、精神的支柱のようなものもありますし、サブから出たほうが相手にとって嫌だから、その特長を活かしたい、という話もあると思います。

キャプテンをやることも多かったので、その当時は相談というか、「自分には何が足りないか?」といった会話をされたことがありました。実際に社会人になっても同じようなケースに散々出くわしてきました。

私が答えているのは、 「あなたが考えているほど、フィールドは狭くないし、指標は少なくない」 ということです。 社会人においては、「スタメン」という概念はないので、11人に入らなくても試合に出続けます。100人がスタメンな会社もあれば、10人の会社もあるかもしれません。弊社の場合は25人位がスタメンでしょうか?(間接部門やインターン生がいるので)

ほぼすべてがスタメンです。その能力を発揮して活躍できるようにアサインしていきます。

本当に様々なポジションがありますし、個性を活かした能力開発が最適だと考えています。その中でNo.1になる必要もありません。リーダーはポジションである、という話とも関連しますが、チームは常に状況が変わります。

リーダーは役割 全員が主役 リーダーは役割 全員が主役

このテーマなら自分は第一人者である”という自覚を持つのは素晴らしいです。 根拠のある自信であればなお良いですが、根拠がない自信でも素晴らしいです。

他人からNo.1である、と認められる必要はないです。

個人を見てくれる会社を選んでください。その人史上最高点を叩き出していれば評価してくれる会社に行ってください。No.1じゃなくてもできる仕事がありますし、そういった仕事を続けられる人は、何かのポジションで実は1番になっています。 新しいポジションを作れば良いのです。

自分の得意分野でリーダーになるお話はこちらから Be A Leader Be A Leader

普段仕事をしながら、「会社内にあの領域をできる人がいないかな?」となったらチャンスです。 新しいスペースができているので走り込んでものにしてください。 その努力は個人のためにも会社のためにもとても役に立つはずです。 自分の場所を確保してみてください。 自分に自信がない人ほどやってみてください。 他の人の出来ること、出来ないことを見極めつつ、自分が出来ることを掴み取ってください。

別に新しく何かを学ばなくてもできることも多いと思います。 積極的に手を上げて、ポッカリと空いたスペースに走り込んでください。 周りの誰かにはできないことができるようになっているはずです。 「初めてやった人」は強いです。完成度がそれほど高くなくても評価が高いです。

そして、自分のため、人のため、チームのためになります。 会社では個人がどのように成長できるか?と考えてアサインしています。 その中で迷うことがあったら、迷わず、新しいスペースに走り込んでほしいです。

スペースに走り込んでポジションを創出してくださいね。

ではまた。

2025.05.16 堀内文雄(やりたいポジションではなかった高校生時代)

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