どーも。堀内です。

一時期ペップトークというものを学んだ時期がありました。

ペップというニックネームのジョゼップ・グアルディオラ監督が、試合前にチーム全体に声をかけてモチベーションを上げ、もともとの緻密な戦略とともに、このトークで勝ち続けているからこの名がついたのか!って勝手に思っていたら全く違いましたw

Pep というのは「元気・活気」という意味があるそうです。

なんだか言葉だけでモチベーション上げるってうさんくさいなぁ、なんて感情を持っていたんですが、自分もチームのキャプテンという立場の時によくやっていました。 (キャプテンじゃない時もやっているから、キャプテンになるのかも???)

エンジンを組んで一言二言、そして最後にお決まりの 「行くぞ!」「おう!」みたいなやつですね。

間違いなくテンションが上がります。 ここが締まらないと、試合に入る感じも変わってきます。

モチベーションを上げると言うよりも、 「自信を持って試合に望む状態を作る」 「迷いなく試合に集中できる状態を作る」 というのが、自分の中ではしっくり来ます。

モチベーション、と一言に言っても複数の人間がいるので、なかなか同じ言葉でみんなのモチベーションが上がるとは思えません。 価値観も違いますし、役割も違います。

そのあたりを気をつけて話をすることでエネルギーを生むことができると思っています。

ペップトークは、リーダーや上司に当たる人が、仲間に向けて言うイメージです。 大谷翔平選手のWBCにおける決勝戦の前の一言が話題になりましたね。

「今日だけは憧れるのをやめましょう。勝つことだけを考えていきましょう」

この言葉のチョイスも素晴らしかったのだと思います。

「余計なことは考えるな」とか、「恐れないで戦おう」とか、「自分たちもすごいから大丈夫」のようなフレーズではなく、 「勝つことだけ考えていきましょう」というのが素晴らしいと思います。 全員が迷わずに試合に臨めますね。

現在も仕事の上で自分が発信するようなMTGであれば、特に最後の言葉には気をつけますし、言葉遣いに注意をしています。

ネガティブな言い回しではなくポジティブに出来ているか、 迷いを与えていないか、取り除くことが出来ているか、 注力すべきことは何なのか、 などを意識して話すようにしています。

最後は「今日も頑張っていきましょう!」みたいなことでもいいと思います。 「じゃお疲れ様です〜」よりもポジティブさを出したいですよね。

実際に言葉を選ぶのは難しいです。 話しながら選んでいくのは特に難しいです。

昨今ではリモートでの非同期コミュニケーションが増えています。 テキストコミュニケーションが主流になっていると思います。

送信ボタンを押す前に「無駄にネガティブなフレーズを使っていないか」をチェックすることが出来ます。

タタタンターンとキーボード打って送信したいところを10秒立ち止まって見直してください。 (誤字脱字もチェーック!自分はめっちゃ多いですw)

不要な言葉はないですか?嫌味に聞こえませんか?ポジティブに出来ませんか? 文章が冗長になって意味不明じゃないですか? 伝えたいことを簡潔に書けていますか? などなど確認してみてください。

その中でペップトークを学んで使っていける状態になると素晴らしいと思います。

仕事でもそうですし、家庭でもそうです。 何なら友人もそうですし、元をたどれば趣味のスポーツもそうでした。

変にポジティブなことを言おうというのは気持ち悪いですし、うまく行かないと思います。

ネガティブをできるだけ排除して、周りのメンバーの気持ちを少しだけ前向きにできて、迷いを少しでも取り払えるような声掛けができるのが理想なんだと思います。

このブログを読んでくれてありがとうございます! 難しく考えるよりも、次に繋がることや感謝の気持をいつもより出すだけで良いですよ! ↑これがペップトークなんだと思います。

詳しくはちゃんと学んでいただく必要がありますが、 非同期で行うコミュニケーションにおいて、言葉の細部に宿る神はとても大事にしたほうが良いと思います、というお話でした。

今日も「娘に早く帰ってきてね」と言われましたが、 「いつも遅いんだから!もう!」ではなく、 「いつも会いたいと思ってくれているんだね」と解釈して、自分のモチベーションを上げていこうとしています。

ではまた。

20230922 堀内文雄(いつまでもかまってくれないと思うので今を大事に)

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