どーも堀内です。先日の研修での一コマです。

旗を立てるというのをやりました。 チームに分かれてそれぞれの仕事で大事にしていることを出し合って、その先に自分達のゴールってなんだろう?という話をつめていきました。

実際には自分で考える時間や、それぞれの意見を出し合う時間、それについて話し合い、最後はまとめて行くのですが、我々はディレクターチームということで、私も入って三人の少数でした。(今ディレクターが少ないんで本当に急募です!面接進んでる人はいますが!)

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先日の研修の時のディレクター+HRインターン生チーム

この中では私が年齢も経験も権限も上です… そんな人が、自分の意見を言うタイミングで、こうあるべきでしょ!と言ってしまうと、 「さっきあがってた意見と似ていて~」とか、
「先ほどの意見に賛成なんですが~」 のような部分が、出やすくなってしまいがちです。

※もちろん自分の意見をしっかり言ってもらう、というのは別で必要なんですが

逆に、最後にみんなが言ったことを後から補足したり、あたかも結論を知っていたかのように話すのも良くないです。 他のメンバーが考えて実施したことなどで何か失敗や良くないことがあった場合に、あたかも「そうなると思ってたよ」みたいな話をすることを、中国では「事後諸葛亮」と言うらしいです。(佐久間さんのオールナイトニッポン0で聞いて知っただけですが) 事後諸葛亮にならないようには気をつけています。議論であっても、実施内容であっても、マウントを取っちゃダメなんです。

※パロディです

今回はこのような機会がある場合に、私のようなリーダー的なポジションの人はどうすべきか、と言う話をします。

話し合って結論を出すこと、結論もさることながら、その経緯も大事なものになります。

リーダーがするべきアクションは、 それぞれの話をきちんと聞く必要であれば要約する自分の意見はあまり目立たせずに、きちんと意見を言う最終的にわかりやすくまとめる、 というところになると思います。

ファシリテーションの基本と同じです。意見を出してくれた人の意図をできるだけ汲み取り、他の人の意見などとまとめていくことが大事だと考えています。

その中でリーダーがやる場合の違いとしては、 メンバーが考えてくれたこととリーダーが考えていることが、いかに近いものなのかを出せると良いと思っています。 基本的にリーダーと同じか、良い意見だと言われたら、メンバーは嬉しいと思いますし、リーダーからしても、意見が一致したら嬉しいと思いますし、良い意見は大歓迎のはずです。

メンバーを誘導して、自分が思っている方向に導く!なんて話もあるかもしれませんが、内容、難易度、メンバーなどによって大きく左右されるので、無理にやらない方が良いと思います。 自分の意見としてちゃんと言いましょう。

誘導しようとして不自然な会話をしてしまうと、腹の内を話してくれない人、相手を試すような言い方をする人になってしまい、ストレスを与えかねません。

なんでも言って良いよ、のスタンスを崩さないまま、少しずつ軌道修正し、まとめに持っていくことが求められます。また、リーダーの決定ではなく、みんなで話し合ったものになる必要があります。

私自身が感じるのは、たいてい小さな発明が生まれることです。 想定していた内容になりそうだな、と思っていても、ゴールが少し違うことが多いです。良い方向になることが多いです。その小さくても変わる良いところを大事にして、仕上げをしていけると、ファシリテーションが上手なリーダーになれると思います。

リーダー的なポジション、先輩としてのポジション、役割としてのポジションがあることを思い出していただけたら幸いです。

ただ、どんな立場だったとしても、きちんと他の人の意見を聞きましょう。(小学生の学級会の時代から言われてますね)
突拍子もないですが、英語でもそんなファシリテーションができるようにならなきゃ、次のレベルにならないなと思っています。

ではまた。

2022.10.14 堀内文雄(今週はカタールよりお送りしました。暑いというより熱い、砂漠、禁酒、豚肉ない 文化の違いは楽しいですね)

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