どーも。堀内です。

本来、「独自の文化」はクローズなもので、ガラパゴス化しているもの、なんて言われると思っています。

実際に知らない土地に行くと、全く異なる文化に出会うことが多いです。

ゴミを地面に捨てることが普通の国もあります。日本では考えにくいことですが、清掃員がいるから捨てて良いという考えがあるようです。20年ほど前にパリのバーでサッカーを見ていたときに、タバコを吸っている人が床に捨てて踏みつけて消していました。路上では見たことある光景ですが、店の中で?と驚きましたが、そもそも灰皿もなく。その下に捨てられた吸い殻を、店員の方がすっとモップのようなもので掃除して回っていました。

シンガポール・スリング発祥のBARにも行ったことがあるんですが、お通しが殻付きの落花生でした。それもかなり大量の。

その殻はむいた後にどんどん床に投げられていきます。踏まないと歩けないくらいなんですが、それも定期的に掃除をするから良い、という流れでした。なんだか床に捨てなさい、と言われてもなかなかできない自分がいました。

とまぁ文化というのは、行ってみないとわからないもので。その人たちにとっては当たり前なのです。

別に知られたくない理由もなく、隠しているわけではありません。 日本人がサッカーの試合観戦後にゴミ拾いをして帰る、というのがニュースになった時期がありました。 あれはスタジアムを青に染めたい!というサポーターたちの工夫からゴミ袋を大量に持ち込む流れになりました。

「自分の出したゴミはちゃんとゴミ箱に捨てる」という日本人が持つ文化と相まって、ゴミ拾いをする人が増え、そこに注目が集まりました。

その情報がニュースになり、広まり、称賛され、またそれを真似する人が出て… 良いことではあるので、良い流れではあると思います。

最終的には日本代表が、大事な最終予選の試合日に青いゴミ袋を配るという動きになりました。

とても面白い流れでした。が、話を元に戻します。

会社などでも独自な文化がかなりあります。

その会社での働き方や、ミッションなどから来るものも多く、一般化はされておらず、法律などのルールはもちろん守りながらですが、独自のルールで各社差別化を狙っていると思います。

弊社クラベスではこのようなかたちでオープンなルールを用意しています。

クラベス Engineer Entrance book

クローズドの中で面白いものが生まれます。理想を求めて作っていきます。

その中で生まれた文化が、広まっていき、独自なものが独自ではなくなっていく、そんな流れが待っているのではないかと思います。

実際に見てみて、もう新しいものになっているものや表現できていないものがあるので追加/更新していきます。

クラベスでの働き方は、フルリモートを実現し、メンバーの成長を促し続ける仕組みに出来上がっていると思います。それを日本の企業に広めていくことで、日本社会にも貢献できないかと思っています。

ではまた。

2025.06.26 堀内文雄(海外の企業の働き方にも興味津々です)

関連記事

2025/07/09

誰のための知識(情報)か

著者:堀内 文雄

2025/06/27

無知の知

著者:堀内 文雄

2025/06/13

超大作のパズルに立ち向かえ

著者:堀内 文雄

2025/05/30

無視する力

著者:堀内 文雄