「ここは課題解決を本質におく技術者集団」と語る元金融系エンジニアの話

公開日:2021/10/21

著者:東野 絵里香

大学受験の失敗をきっかけに原点回帰してエンジニアの道へ

--田中さんの小さい頃はどんな子どもでしたか?

小学生のときは勉強ができることを鼻にかけた、すごい生意気な子どもだったと思います。中学受験をして私立中学に入学しました。そしたら、そこは恐ろしく勉強できるやつが山ほどいて、自分がそこまで勉強できないことに気がついてからは、勉強するのをやめてしまいました。そんな感じでボーッと過ごしていた時代です。 コンピューターは小さい頃からずっと興味を持っていました。ゲームがメインでしたが、プログラミングもちょこちょこやっていました。Delphiという開発環境でPascalという言語をつかって書いていました。

--プログラミングをしてみようというきっかけは何かあったのですか?

特に大きなきっかけはありませんが、自分でもゲームをつくってみたいと思ったのが最初のきっかけかもしれません。プログラミングをやってみたいなと調べていて、参考にしたサイトがPascalを使っていたので参考にしました。小学校1,2年生くらいの話なので、説明は理解できていなかったと思います。見様見真似でコードを書いていました。

高校卒業後は情報系の専門学校に進学しました。本当は大学に進学するつもりだったのですが、受験に失敗して、自分が本当にやりたいことって何だろうか…と立ち止まった時に、「そういえばコンピューターが好きだった!」と思い出して情報系の専門学校に進みました。その中でもロボット開発の学科を選択したのですが、その理由というのが、プログラミングの中でも組み込み系は原石に近い部分があると思っていて、そこを追求したくてロボット開発の学科を選びました。

組み込みなので電子回路をメインに学びました。回路設計をして基板設計をして、そこで動かすマイコンを載せて、プログラムをつくって、というのを授業外のところでも自主的にやっていました。 自分の進学した専門学校は課題がそんなになく、自分でやらないと習得できなかったのでいろいろ手を出していました。 卒業制作ではFPGA(内部の設計を自由に変えられる回路)をつかった画像処理の動点検知の研究をしました。身近なところでいうと、Zoomのバーチャル背景で使っているような技術です。卒業制作の発表ブースの場では、総勢30人くらいの企業の方にプレゼンをして、中でも自動運転システムのメーカーの方が食いついて話を聞いてくれたのは嬉しい思い出です。

--新卒では金融系のエンジニアとして就職したのですよね

もともと金融系に興味がありました。正確な情報を大量に処理することを学んでみたいと思い、前職を選びました。もともと組み込み系に興味をもっていましたが、システム全体に興味をもつようになり、エンジニアを目指しました。これまで組み込みメインでやっていたのでエンジニアとしての就職活動は結構大変でした。

前職では銀行の預金系のシステムをメインに開発していました。ある程度安定稼働しているシステムの改修がメインで、要件定義からテストまで一通り経験しました。法律が変わったときに改修対応していました。とても古いシステムでアセンブラで書かれていました。アセンブラ界では日本最古峰くらいの古いシステムだったのではないかと思います。 また、古いシステムあるあるで、歩く辞書みたいな人間がいて、この人に聞かなければ何もできないということに疑問を感じて、社内wikiをつくりました。銀行系はインターネットに繋げないので、閉じた環境で環境構築をしました。

クラベスはお客様の課題解決を本質におく技術者集団

--会社生活は充実していたように見えるのですが、転職の理由はなんですか

家族が病気で倒れたのが転職のきっかけです。北海道の会社に就職したのですが、北海道から東京だとさすがに距離がありましたので。ちょうど新卒入社1年くらいの時期です。

クラベスとの出会いは、求人サイトでいいなと思っていたタイミングでスカウトをいただいて、渡りに船だと思い面談に進みました。クラベスの最初の印象は、とても聞き上手だと感じました。私はすごくコミュ障で、自分で主張するのが得意ではないのですが、いろいろ聞いてくれて引き出してくれたのが嬉しかったです。他社の選考では見極め的な要素が多かったなかで、クラベスはとてもよく話を聞いてくれて、ぜひこの会社に入社したいと思いました。入社してからもこの印象は変わっていないです。

入社後は医学生向けポータルサイトの認証基盤のリプレイス案件にアサインされました。要件定義が終わったタイミングで入社して、設計・開発から携わっています。1年半くらいの長いプロジェクトで、これまでの担当案件もこの1件だったので、複数案件を担当することが多いクラベスの中では珍しい方だと思います。 主に担当していたのはバックエンドで、ユーザーが何か操作をしたときにイベント化して処理をするということをしていました。

既存のシステムではログイン処理が遅くて、ユーザーがログインできなかったりシステム全体の動きが遅くなってしまうことがあったので、それをリプレイスする案件でした。認証と一緒に会員基盤のところもリプレイスしたのでデータ移行が難しい案件でした。

自分でシステムをつくるということは前職でもやっていたのですが、自分で考えるということは初めてだったので、慣れるまではすごく苦労しましたが面白いところも多いです。前職だと法律が関わってくるので、より良くしようというのが物理的にできない環境でした。

--クラベスの魅力について教えて下さい

メンバー一人ひとりがより良いものをつくることに向かって走っていることだと思います。私はクラベスが2社目なので、それが当たり前かと思っていたのですが、友人に話をすると、そういう環境はあまりないようで驚きました。

--それを代表するようなエピソードはありますか

クライアント側ですでに使用技術がある程度決まっていた中で、こっちのほうが良いのではないかと提案をして、その意見が採用されたことがありました。相手の反応は、「向こうからそれを言っていくるのか〜」ととても驚いた様子でしたが、自分たちからの働きかけで、より良い方向に持っていけたというのはすごく印象的でした。

--エンジニアとして大事にしたいことを教えてください

自分から最善を尽くすことを大事にしています。クラベスの魅力でもありますが、自分から働きかけて動けるという環境があるので、それを最大限活かしていけるように動いていきたいです。"これで"いいだろうではなくて、"これが"いいだろうということをやっていきたいですね。

課題に対して解決をしていくというスタンスで仕事をしているので、課題に対して明確な解答を出すことを大事にしています。お客様が困っていることに対して、それをするにしても、しないにしても、こういった理由があるからこれをする/しない、と明示することを大事にしています。エンジニアの本質はお客様の課題を解決するのが本質にあると思うので、課題解決のスペシャリストになれるように目指していきたいです。

--最後に、これを読んでくれている方へメッセージをお願いします

日々生活している中で、こうなったら嬉しいなと思うことはたくさんあると思いますが、Webという形でそういったことに取り組むことがクラベスでは日々できていると思っています。そこに向けて一緒に課題解決に向けて走っていければ嬉しいです。


そしてクラベスでは、一緒に働いてくれる仲間を募集しています! 《募集詳細はこちら》