DXって言葉を理解していますか?

公開日:2021/09/10

著者:堀内 文雄

どーも、代表の堀内です。

ここ数年、DXという言葉が独り歩きしているような話を聞くので、 私なりに書いてみようと思います。

「うちもDXしないと・・・」とか 「CLAVESではDXもできるんですか?」とか そんな話をされることがあります。

「DX」=「デジタル・トランスフォーメーション」 という話はググればすぐに出てくるかと思います。

DXの定義は、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」 wikipedia -デジタルトランスフォーメーション- とされています。

ビジネスにおいては、 「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」と言われています。 「ITを利用したビジネスモデルの変革」というのが端的な言葉でしょうか。

使い方を気をつけないと」と私も思っています。

DXとIT化の違いがわかる具体例を。

先日、大学時代の後輩がやっているサッカーショップでのお悩みを聞き、 システムで解決できないかという話をしました。

内容をざっくりいうと、 今まで紙で申し込みを受けていたものをオンライン化する、という話です。

今までのフローの一例を書くと、

0.店舗で各チーム用のフォーマットを作成 1.店舗が学校(部活のチーム)に注文シートを渡す 窓口は顧問の先生 2.入部した学生に注文シートを配布 3.学生は注文シートを保護者に渡す 4.注文シートに必要事項を記入 5.記入した注文シートを保護者から学生に渡す 6.記入した注文シートを学生から先生に渡す 7.集めた注文シートを先生から店舗に渡す 8.店舗で受け取った注文シートから製造・発注などのためにシステムへ登録 9.メーカーにユニフォームを発注 10.出来上がったものを学校に納品 or 各家庭に配送

このような形で手書きの注文シートをたくさんやり取りすることになります。

この仕組をシステムを使うことで、以下のような形にします。

0.店舗で各チーム用の入力フォームを作成 1.店舗が学校(部活のチーム)にURL(QRコード)を渡す。 2.入部した学生にURL(QRコード)が記載された手紙を配布 3.学生は手紙を保護者に渡す。 4.保護者がURL(QRコード)からアクセスし、必要情報を入力 5.店舗は登録された情報で製造・発注を行う。 6.メーカーにユニフォームを発注 7.出来上がったものを学校に納品 or 各家庭に配送

これだけスマホやPCが普及しているので、フォームでの入力にすることで
スムーズに対応できそうですよね?

現在導入中なのですが、これはDX・・・ではなく、IT化を指します。

DXは先ほど、 「ITを利用したビジネスモデルの変革」といいました。

今回のIT化をもとに、 「学校のチームからのチームオーダーを受ける」以外のことに派生していくことがDXになるかと思います。

例えば、今回の流れを作ることで、お店側と学生や保護者との関係は作りやすくなります。 当然、追加での発注は容易になります。 今回のフローが組めるから、ということで新たなチームからのオーダーが入ってきたり、
部活のユニフォーム以外の発注も見えてきます。 保護者の方の応援用のチームオーダーグッズなどが派生したりすることなども考えられますね。 各チーム用にURLを配布するので、そこに歴代ユニフォーム展示サイトを提供することで、
お店とのつながりを強くすることもできます。

現時点では、 DXを目指したIT化を行った、というのが今回の例になるかと思います。

そのため、 DXしたい=ビジネスを変革したい になるので、 システムベンダーに「DXしたい」「DXできるの?」で丸投げするのは大きな間違いです。 DXをしたい目的も伝えなければいけません。当然、業績UPなどがあるとは思いますが。

「会社の新しいビジネスをDXしたくて、こんな事を考えているのだけど、どうかな?」 みたいなご相談であればバッチリお話できます。 弊社にご依頼いただくお客様は、戦略的にシステムを使っていただくご相談が多く、 意図せずともECサイトを作ることでDXを図る、という事になっています。

我々はECとWebを用いて、 そのお力になれるべく情報収集・学習をしておりますので、 これからもよろしくお願いします。

ではまた。

2021.09.10 堀内文雄(アゲハチョウの幼虫のお世話を子供よりも熱心にしております。)